【1292日目】射精介助の体験取材


久しぶりに読み返しております。

本日は、週刊誌の取材。まず、新潟市の事務局にて私のインタビューを行い、その後、上越に移動して、射精介助の体験実習取材を行いました。

女性記者の方から、「射精介助の体験取材をしたいのですが」という依頼を受けたときはビックリしたのですが、実際に体験することを通して、リアリティのある記事を書きたい、というご本人の希望で、お引き受けすることにいたしました。

これが「男性上司の命令で」とかだったら、完全にセクハラ&パワハラの世界なのですが、ご本人の希望であれば、全く問題ないと思います。


以下、体験実習取材の風景写真をアップいたします。

まずは、ケア用品を用意して、洗面器にお湯を張り、利用者の方にズボンと下着を脱いでいただきます。



衣服の着脱、介護資格の無い人でも、利用者の方とのコミュニケーションをしっかりとって、手順を一つ一つ確認しながら行えば、安全に行うことができます。



脳性まひの方は、座位のバランスがうまく取れないことがあるので、ズボンをお脱がせするときは、身体が急に倒れないよう、ゆっくりと行います。



介護用手袋を着用して、洗面器のお湯で、タオルを絞ります。

通常はバスタオルで陰部を隠して行うのですが、今回はケアを行いやすくするために、バスタオルは使用してしません。



タオルを使って、陰部全体を拭き清めます。訪問介護でいう「陰部清拭」ですね。



陰部清拭が終了したら、ローションをつけて、勃起の介助に入ります。

ケアは、無言で行うのではなく、利用者に対して、適宜声掛けをしながら行うことが大切です。



完全に勃起したら、射精の介助に入ります。

写真のように座位で介助を行う場合、介助者が腰を痛める可能性があるので、十分注意します。



今回、射精に至るまでの所要時間は、約35分でした。全国の利用者平均より、20分程度長くかかりました。

体験取材をされた記者の方、終了後は汗だくになっておられました。本当にお疲れ様でした!



射精後は、タオルで再び陰部清拭を行います。



ケアに使用したタオルや洗面器は、忘れずに洗濯機や所定の場所に戻します。



下着とズボンをはいて頂き、ケアは終了です。



終了後の反省会+インタビュー取材。

今日のケアは、ケア中の声掛け不足、コミュニケーション不足が減点対象になり、若干辛口の「60点」でした。



しかし、介護経験の全くない初心者の方が、初回のケアで、35分かけて、無事に射精まで成功したことは、非常に素晴らしいと思います!

声掛けの問題も、多くのスタッフがぶつかる壁なので、初回の時点ではそれほど気にする必要はないかと。機会がありましたら、ホワイトハンズのスタッフにヘッドハンティングさせて頂きたいと思います(笑)。

記者の方、遠路遥々新潟〜上越までお越し頂き、本当にありがとうございました!実習取材に協力してくださった監事様も、長時間ありがとうございました。


今回の体験取材、「障害者の性」問題を扱う記事の中にまとめられて、今月末には掲載される予定とのことです。今から楽しみですね〜。詳細が確定し次第、ブログでも告知いたします。

射精介助の体験実習、今後はきちんと仕組化して、介護福祉職や学生の方々が、気軽に受講できるような研修制度として、確立していきたいと考えております。

取材の中でも話したのですが、射精介助に関しては、ホワイトハンズのような専門組織が提供するだけでなく、普段のケアを行っているヘルパーが、普段の入浴介助や清拭と並行して行うケアにしていくべきだと思います。そのための活動も、今後きっちり行っていきたいですね。

*****************************************

ホワイトハンズ 代表 坂爪真吾(さかつめ・しんご)

HP:http://www.whitehands.jp/

携帯HP:http://www.whitehands.jp/imode/index.html

私たちは、あなたの「性に関する尊厳と自立」を守ります!

■「性の介護」&「障害者の性」ポータルサイト:「ホワイトハンズ大学」
 
http://www.privatecare.jp

■「障害者の性」白書2011
 
http://www.privatecare.jp/hakusyo.html

■「性の介護」検定2011
 
http://www.privatecare.jp/kentei.html

■「性の専門職」育成プログラム:「ホワイトハンズ・プログラム」
 
http://www.whitehands.jp/swp.html 


コメント
時間がかかったのは私が気をつかいすぎた事と、緊張緩和剤を朝、服用したのが原因の一つです。
緊張緩和剤「セルシン」は安心感を与えて体の力を抜くという効能があるおですが、副作用として集中力の低下や「勃起機能を抑える」という事もあるんです。
そこまで予想していませんでした。
体調管理ミスですした。すみませんでした。

でも、記者の方よく頑張ったと思います。
実際に射精介護を体験したい。という人は「現在の日本には」そんなには居ないと思います。

女性ならでは感じ方でいい記事を期待したいです。
セルシン、副作用があるんですよね。

以前、射精をスムーズにするためにセルシンを服用せずにケアを受けた利用者の方がいたのですが、不随意運動が激しくなってしまい、逆に大変だった、という事例もありました。

良い記事になることを期待したいですね!
  • ホワイトハンズ代表@愛妻家
  • 2011/10/13 4:52 PM
セルシン、障害の程度や体調にもよるんですよね。

体験取材ということで、緊張を和らげようと朝、服用したのが影響しましたね。

スタッフだったら服用はしませんでした。

不随運動で記者の方にボディータッチしたら印象が悪くなると思い服用したのがミスでしたね。

今後も体験したいという方が居れば受けますし、服用しなくても良い体調管理をします。
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