【818日目】ホワイトハンズ大学@新潟、開催!

評価:
D-SHADE,HIBIKI,KEN
ポリドール
¥ 200
(1998-03-18)


【今日の一枚】:昨日に引き続き、D-SHADE。意外とギターリフがカッコいいぜ!90年代後半のあの雰囲気は、色あせないですね〜。

本日は、ホワイトハンズ大学@新潟を、中央区のユニゾンプラザにて開催。

開催前に、神奈川県相模原市からライセンス契約希望者の方がお越しくださったので、新潟駅までお迎えに伺いました。その足で、「とんかつ太郎分店」に。新潟名物のたれカツを召し上がって頂きました。




13時前に会場に到着して、設営準備。

参加者は合計5名、しかもそのうち2名が県外(神奈川&埼玉)からの参加者ということで、もう無理に新潟で開催するのはやめて、初めから関東でやろうかな、とぼやいていたのですが、少人数での議論の中で、非常に面白い&鋭い論点が頻出したので、勉強会としての収穫は、個人的&ホワイトハンズ的に、とても大きかったと思います。




淑徳大学の学生の方(写真手前の女性)が、「障害者の性」をテーマにした卒業論文の取材で、わざわざ埼玉の所沢からお越しくださいました!ホワイトハンズが、少しでも論文のお役にたてれば、幸いです。

20代、30代、60代、70代と、少人数ですが多様な世代の方が参加してくださったので、議論にも幅が出ました。

来月18日に控えている大阪での勉強会の予備発表、のような形になったのですが、今回の勉強会で得られた知見を元に、レジュメをパワーアップさせたいと思います。

ホワイトハンズ大学、自分で言うのもアレですが、「障害者の性」及び「性の介護」というテーマに関しては、日本で最先端の水準の議論ができていると思います。

ご興味のある方は、来月18日の大阪での勉強会、ぜひご参加ください。定員はすでに埋まっておりますが、立ち見(もしくは椅子持参)であれば、問題なく参加可能です。極力、全員が座れるよう、座席を調整いたします。

http://www.privatecare.jp/newspeech.html


今回の勉強会で出た論点で、「なるほど!」と思ったものをピックアップしてご紹介いたします。

1.「性の介護」の在り方(実施基準や利用対象者)は、純粋な理念のみではなく、事業としての採算性、スタッフの求人、広報活動のしやすさなどの要因を考慮して、戦略的に決定されるべき(70代の参加者の方)


これは私も全く同感です。射精介助、やや理念先行型に走りすぎた感があるので、耳が痛いご意見であります(汗)。

ホワイトハンズに関して、よく「同性介助じゃないじゃん」という批判を頂くことがあるのですが、仮に射精介助を同性介助にした場合、まず間違いなく、利用者はゼロになるでしょう。その結果、ケアの技法も確立できないし、ケア自体の認知度も上がらず、結果として、現場で困っている人が誰も救えない、というオチになるでしょう。

「同性介助」は手段であって目的では無いので、その理念にこだわって何も行動しない、もしくは行動している人を批判する、というのは、手段と目的を混同した、非生産的なふるまいだと思います。そういう意味で、理念を重視しつつ、事業としての現実味を加味する「健全なあざとさ」が必要なのかな、と。


2.「どこからどこまでが『介護』で、どこからどこまでが『性風俗』か、という線引きは、議論するだけでは決着がつかないし、そもそも議論自体が不毛。まずはたたき台となるガイドライン(極力安全&無難なもの)を設定して、それを元にケア実績=エビデンスを積み重ねていくことで、実践の中から事後的に『線引き』を生成していくべきだろう」(30代の参加者の方)


これも鋭い意見です。ホワイトハンズの勉強会の意義そのものを否定しかねない意見なのですが(笑)、「性の介護」の基準や線引きは、いくら机上で話あってもできるものではない、と。まずは、たとえそれが恣意的であっても、ガイドラインを設定し、実践していく。それが大事ですね。

今回、「ホワイトハンズ・スタンダード」という形で、「性の介護」の基準、原則を発表しましたが、これは全て、現場での実践の中で、叩き上げて構築したものです。

もちろん、この基準自体は今後どんどん変わっていく可能性があるのですが、「尊厳と自立の保護」という基本原則は不変だと思います。


3.「個別対応の重要性は分かるが、個別対応をするためにもガイドラインが必要」(30代の参加者の方)

これも非常に同感できました。中途半端な「自称専門家」「自称相談員」ほど、「個別対応」の重要性をことさら言い出すことが多いのですが、「個別対応」は、ある意味「逃げ」の言葉、もしくは普遍的なガイドラインを構想する能力と意志の欠如に基づく、知的怠慢の表れでしかない、と思います。

例えば、「介護保険」という制度に対して、「個々の利用者の生活環境や現実を考慮していない制度だ」「もっと個別対応のできるような仕組みを作れ」と批判することは簡単ですが、実際、一人ひとりのニーズに完全に個別対応できるような制度を作ったら、とんでもない時間的&財政的コストがかかってしまい、システム全体が破たんすることは、目に見えていますよね。

そういう意味で、各種制度やサービスを「個別対応の不徹底」という視点から批判することは不毛なことであり、必要なのは、「制度自体の維持可能性と、個別対応の度合いのバランス」のあり方を考えることでしょう。

ホワイトハンズ大学では、こういう水準の議論がしたいんですよね〜。ご意見、ありがとうございました!


というわけで、来月の大阪も頑張ります。そう、ホワイトハンズがやらねば、誰がやる!


====================

【NPOホワイトハンズ】(http://www.whitehands.jp/
携帯サイト:(http://www.whitehands.jp/imode/index.html

代表 坂爪真吾(さかつめ・しんご)


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お問い合わせ&メッセージは、こちら(m@whitehands.jp)までお気軽にどうぞ。

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お気軽にコメントを頂けると幸いです。


■バリアフリーの裸婦デッサン教室「ホワイトハンズ・アートスクール」

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 ⇒パソコン(http://www.whitehands.jp/menu4.html

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